What we do 私たちのプロジェクト活動WHAT WE DO
私たちのプロジェクト活動

ファーメンステーションでは、いくつか実施中のプロジェクトがあります。
その中から、岩手県奥州「米からエタノールとエサを作る地域循環プロジェクト」を例にご紹介致します。
また、奥州以外の場所でもプロジェクトやツアーなどの企画を行っております。
都市と農村を繋ぐ循環型プロジェクトをご検討されている方、商品デザインやPRなどでお困りの方などのご相談受け付けております。

FERMENSTATION PROJECT -ONE-
岩手県奥州市

米エタノールプロジェクト 〜岩手県奥州市〜

循環 その1

休耕田を開墾して原料米を栽培、岩手県奥州市水沢区の旧酒蔵でエタノールとエサを製造しています。
今から10年以上前、旧胆沢町(現奥州市)の農家、町役場の方々による勉強会から始まり、2007年より多収穫米の作付けを開始。2010年に奥州市の事業として本格的に小規模なプラントでの実証実験が始動しました。ファーメンステーションは、このプロジェクトでエタノール製造プラントの運営、コンサルティングを担当。2013年4月よりファーメンステーションがプロジェクトを引き継いでいます。
※放射性物質不検出。原料米、米もろみ粕、エタノールともに検査済みです。(株式会社キューサイ分析研究所)。

循環 その2

美しい田園風景、新たな産業を次の世代へ。
世界的に見るとお米は貴重な作物ですが、日本では残念ながら余っています。当プロジェクトは、農家の方々が放棄された休耕田を見かねて、「なんとかしてお米を作りたい」、「田んぼを生き返らせたい」という強い意思で始められました。田んぼを復活させて米を植え、美しい田園風景を取り戻し、新たな産業へ繋げることを目指しています。

循環 その3
エタノールへ

原料となる米は日本有数の米どころ、岩手県奥州市胆沢(いさわ)の米農家さんが無農薬で生産しています。そのお米を酵母の力で発酵させた「もろみ」。ぷつぷつと発酵する音が聞こえてきます。全て手作業で丁寧に発酵させたこのもろみを丁寧に蒸留、ゆっくりと時間をかけて、エタノールを抽出しています。
麹と酵母の発酵
昔ながらの機械で丁寧にくだいたお米に、麹と酵母を加えじっくり発酵させます
エタノール抽出
発酵したもろみはゆっくり時間をかけて蒸留させてエタノールを抽出します

循環 その4
商品開発(1)

エタノールは化粧品の原材料、アロマの材料や、様々な商品として。消臭スプレーなどの自社製品の他、他社様の化粧品や雑貨の原材料としてご提供、付加価値ある新商品造の提案をしています。
コメッシュ、ホームエタノール
左:お米からつくったエタノール「ホームエタノール」/右:お米でできた消臭スプレー「コメッシュ」
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循環 その5
商品開発(2)

エタノールと同時にできる米もろみ粕は石鹸の原材料として商品化されています。
丁寧に破砕した玄米を利用。廃液処理もせずそのまま利用するので、米ぬか、麹、酵母の成分が贅沢にたっぷり含まれています。
奥州サボン
環境に負担をかけない製法にこだわり、全て手作業で仕込みをした肌にも地球にもやさしい石けん
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循環 その6
飼料として

米からエタノールを作る工程で発生する「蒸留残さ」(米もろみ粕)は飼料にもなります。
発酵の過程で使われる酵母等が含まれており、栄養価の高い飼料として高い価値が期待されています。奥州プロジェクトにおいても、地元の養鶏農家さんと協力し、その効果につき研究しています。また、豚への給餌試験も実施しています。
松本養鶏場
酵母などを含む蒸留残さは栄養価の高い発酵飼料として使用し研究しています

循環 その7
商品開発(3)

飼料を食べている鶏や豚などのたまごや肉の販売や、それらを使用した洋菓子などの加工品による商品開発を行うことができます。
たまご
たまごの黄身は綺麗なレモン色でコクのある味ととても評判です
 
FERMENSTATION PROJECT -TWO-
三陸の和グルミ

奥州サボンwith三陸の和グルミプロジェクト


東日本大震災の被災地支援を実施している
一般社団法人SAVE IWATEさんとのコラボレーション事例をご紹介致します。

 
SAVE IWATEさんのプロジェクトである、被災地に産業をおこす「三陸の和グルミプロジェクト」。被災された方々がクルミを拾い、殻むきの作業をしたものや、クルミの殻を使ったキーホルダーなどの販売をしています。岩手で伝統的に食されているこの和グルミを使いオイルを抽出、奥州サボンに配合することでオリジナルの石けんを制作、数量限定で販売しています。
 
一般社団法人SAVE IWATE
http://sviwate.wordpress.com/
 
FERMENSTATION PROJECT -THREE-
奥州体験ツアー

奥州体験ツアー Discover Oshu

岩手県奥州で実施しているツアーをご紹介致します。
 
奥州でお米からエタノールや飼料などを製造する中で、現地を訪れたいとのお声が非常に多く、不定期にツアーを実施しています。私達の事業は、都市と地方との出会いから生まれました。このツアーは、ファーメンステーションと本事業を現地で支える農家の方々と共同で実施しています。
四季の岩手の美しい風景を一緒に巡りながら、ファーメンステーション奥州ラボにてお米からエタノールができる工程説明から見学、お米を栽培している水田の見学をした後、奥州ならではの南部鉄器で炊いたご飯、卵、野菜などのごちそうを楽しむことができる1泊2日ツアーです。
 
http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I0000041
※現在、ツアーは予約制になっております。
 

プロジェクトを
お考えの方へ

ファーメンステーションでは、エタノールや米もろみ粕を活用した商品開発のご提案を実施しております。ファーメンステーションの米エタノールは化粧品や雑貨の原材料として様々な事業者の皆様に使っていただいている他、原材料をお預かりして製造・加工のお手伝いをすることも可能です。プロダクトのコンセプト、デザインも含めたご相談も承っております。
また、比較的安価にスタートできるエタノール設備と手軽な製造技術、独自の発酵技術を活用した環境負荷の低い地域循環型事業の提案をしております。
これまでファーメンステーションでは、お米以外の様々なものからエタノールを抽出する実験を行ってきました。今後、一層研究開発が進むと考えられますが、現時点では、コメ・ムギ・イモ類等のデンプン系原料、果物、食品残さなどからの抽出が可能です。
食糧との競合を避けるため、市場に出す事のできない廃棄される材料(未利用資源)や、専用に開発された原材料(エタノール米等)などを主な原料として提案しています。
その他、ヒバや松などからアロマ成分、エッセンシャルウォーターを抽出する実験も行っております。
また、エタノール製造のみではなく、高いデザイン性を持つプロダクト開発チームと共に商品化、付加価値化提案と販売チャネル開拓のご相談もお請けしております。
都市と地域を結ぶ事で、地域に密着した自立型のプロジェクトを立ち上げるお手伝いをしています。
 

パートナー

奥州での事業協力メンバーは、お米の生産農家さん、飼料を使っている農家さん、地元でグリーンツーリズムや商業に携わる皆さんなど。地元のみなさんも農業に関わっている方がたくさんいます。
アグリ笹森
アグリ笹森
奥州市胆沢の「アグリ笹森」の皆さん。私達が利用するお米は全て、アグリ笹森のみなさんが生産しています。無農薬、減農薬、生物多様性に配慮して栽培するお米などを生産しています。地元の田植え選手権の優勝経験者もいます。
松本養鶏場
まっちゃんたまご
奥州市水沢の「松本養鶏場」の松本さん。私達が生産している米もろみ粕を飼料として利用してくださっています。山に囲まれた養鶏場で元気に走り回るにわとりさん達の飼料は地元のものをできるだけ使用。その美味しさは誰もが認めるところです。
http://blogs.yahoo.co.jp/pinebook1018/
奥州ラボスタッフ
奥州ラボスタッフ
奥州ラボでは、地元出身のスタッフが頑張っています。実家も米農家で奥州の風景を愛するスタッフ、発酵もろみと対話できるスタッフ等。地域のみなさんに助けていただきながら、季節毎にとれる野菜や米、卵を使用したお菓子をおやつに食べて、ワイワイやっています。
ファーメンステーションでは他社様、団体様などとのコラボプロジェクトも実施しています。
ご興味のある方は、ご相談ください。